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東山佳永のことのブログです *HPはこちら*http://touyamakae.net/
by utoriroururito
こどもごころ
無事にsmall village opening party終わりました…*

見にきて下さったみなさま、ありがとうございました○^^○
すてきなひとたちにたーーーーくさん集まっていただいて、
建物も土地も喜んでいるようでした*
みなさんが「自分が通いたい」って言ってくれているのが印象的で、
MCですこし反映させてお話していました。
自分が保育園、幼稚園に通っていたとき、
なにを感じ、思っていたのか。

私は、いつも自然や身の回りにあるものから学んで、
ふとした瞬間に美しさに出会ったり見つけるように過ごしていた気がします。
夜空の星々に、目に見えるものが全てではないことを学んだり、
日々の器たちに、なにかを受け入れるということを学んだり、
光と影の間がぼんやりとしているのをなぞりながら、ものごとが交わり合っていることを学んだり…

揺れるカーテン、マーブルになる絵の具、風に舞う花びら
透明な器の水に浮かべた野花、藤の椅子の編み目、木漏れ日、
木や草、花の香り、高原の空気、季節によって変わる色たち…
美しいものに出会うとその風景や光景に見入ったり、
一瞬でも脳裏にスンっと焼き付けられたりして、
頭の中にあるきれいの宝箱はいつも満杯になってました。

あとおばけとか妖精とか天女とか、目に見えないものが大好きだった。

いつも逆さまで、(リビングの椅子も車の中でもいつも逆さま、足のところに頭なのが小学生まで続いた…笑)
保育園でも幼稚園でも逆さまに絵を描いていて(向かい合ってる人が居たら、相手向きに書くかんじで。)
なので、どうして空が上にあって、海が下にあることをみんな当たり前と思っているのか
なんで葉っぱが緑だって、信じているのか…すべてのことが不思議だった。
そういう観点を視点を感覚を、親にも誰にも傷つけられないように、守らなくちゃって思っていた。
今にも消えそうな、やぶれそうなのを、そっと携えて歩いて来た気がする。
そうやってあのときの感覚を大切にしてて今芸術に関わりながら生きることが出来ていると思うし、
作品をつくることのきっかけや根源になっているんだと思う。

こどもごころ_c0144198_12351875.jpg

さてさて、今回はなにをやったかというと

意識と無意識 狭と広 現実と想像(夢) 社会と架空 絶対と相対 固定と柔軟 影と光
規則と自由 濁と清 破壊と創造 多勢と孤独 騒がしさと静けさ…
まだまだあるけど、そんな両極のものたち。

一曲目(I'm sure Mama)○と●の
○前者のイメージ(または前者にひっぱられてるイメージ)
二曲目(月の光)は●後者のイメージ

で動き踊りました。

最近こどもたちと触れ合っていて、よく思うことがあります。
彼らは影というか闇(母の胎内)の中から、光の世界にきた大きな旅をしたばかりだから、
光には影があること、生には死があることを
実は大人よりも実感を伴って知っているんだということ。
だから黒がこわいなんてことも思っていない。(なので一曲目の衣装は黒にした)
だからものごとがはっきりとした線ではなく繋がっていることとか、
そんなことあたりまえに分かってる。
だからこそ感じる△や灰色の意味や魅力。○や×ではない△、黒や白ではない灰色。
両極をおどることで、MCをしているとき(時におどりの最中のからだも)
△であり灰色だったんだと思います。

映像も作りました○
白から黒へ、黒から白へ。木炭でまっくろにした紙にけしごむで絵を描いたり。
(一人画用紙に向かってミニマムな撮影編集、地味だし撮影後の机の上、墨と消しゴムの粉で悲劇だった!笑)

しかし現場リハが出来なくて、いつも以上にどきどきしました…。
1曲目の反省しながら帰宅し一人反省会の結果、意識の半分を場所と空間と仲良くなる為に費やしてしまったことも要因と。おかげで二曲目は落ち着いてできたんだけど。。
(リハは場所へのこんにちはでもあるし、空間を身体で認識する作業で、
バンドにとってのPA、音響調整と一緒だから必ず必要なのです)

でもあの曲でまたリベンジどこかでしよう。やりたいことがどんどん出てくる曲だった。
すごいな、テクノ。こどもたちもノリノリ。
こどもWSで振付したりしても良さそう。○

エンディングで自然発生的に、こどもたちと遊べて踊れた時間も、幸せだったな 
おどりってそういうもの おなじ空気を波をつくりだして、ことばなしに伝わり、
高揚して、そんな共有した時間をもつとぐっと近くなる
もうあの子達とはともだちなのです
ああ、
1曲目でおとなのひとたちとも踊りたかったし踊らせたかったなあ
(リベンジ、リベンジ。)

月の光は人生の中で宝物のような曲。
年長さんのときにおゆうぎかいで初めて人前でちゃんと演じたかぐや姫。
それからかぐや姫の気持ちが知りたくて毎日月を探すようになった。
どんどん小さな身体と月が近くなっていった。大人になった今でも深呼吸をし月光浴をする。
いつも頭の中で流れる月の光。

あのとき、かぐや姫に導いてくれた梶原先生。かすみ先生。げんきかな。
今はもう何歳だろう。丁寧に向かい合ってくれる新任の先生で、大好きだった。

しぜんの国の先生方も今日まできっと大変だっただろうに、しかも日曜日までがんばってくださって、、。愛だなあと思います…。
みなさまにありがとうです:-)☆

これからのsmall villageを、どうぞよろしくおねがいします○
by utoriroururito | 2014-04-28 00:41 | たま日記
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