【HP更新!】
ユトリロユルリト春夏秋冬シリーズ『冬灯り』 ようやくHPにまとめました…!初夏ですが。笑 春夏秋冬はそれぞれ、とても大切な作品です。 冬、暖房が無い中、一人がたがた震えて作った沢山の毛糸の美術がお気に入りです。壁や天井の毛糸の仕掛け、内と外、不思議な部屋の記憶。 テテリアさんのりんごティーも美味しかったな。 春夏秋冬シリーズは、24歳のころにはじめました。 20代で終わらすという目標を掲げ、2年前の2010にこの「冬灯り」をつくり 完成しました。 ユトリロユルリトは、 自ら企画をしインスタレーションとパフォーマンスと物語を全て作り上げ、 分野やものごとが繋がっていたことを確かめるように 空間に溶け合わせるように制作しました。 無論、労力はとてつもなかったですが繋がった後の幸福感たるや。 場所と出会い、まず一人で静かにその空間と対話する時間が好きでした。 自身の背骨のようなプロジェクト。いつか展示したいです。 http://www.touyamakae.net/pg433.html ///////////////////// そして、そんな春夏秋冬シリーズの「夏掬い」から派生した 物語ライブのシリーズ、「虹色の国」 最後の色の「紫の石の話」のページをHPにアップしました。 虹色の国の最後は、踊っていて、なにかすべてほどけていくような感じがした。 この企画は導かれるように始まったり、儀式性が高く、不思議な力に守られていました。 http://touyamakae.net/pg435.html 次々と追われて出来ていなかった過去作品の整理。 少しずつまとめています。 新しい風をおこす前に、過去を整える大事な時間。 //////////////// ついでに、端午の節句を越え、初夏を迎えたので HPのトップ画像を『夏掬い』にかえました。 次々と追われて出来ていなかった過去作品の整理。 少しずつまとめています(宿題が膨大に溜まっているーーーー!!!) やらないとね、新しい風をおこす前に、過去を整えるのです。 満月までに間に合うかな。○ #
by utoriroururito
| 2014-05-08 14:00
| 作品アルバム
無事にsmall village opening party終わりました…*
見にきて下さったみなさま、ありがとうございました○^^○ すてきなひとたちにたーーーーくさん集まっていただいて、 建物も土地も喜んでいるようでした* みなさんが「自分が通いたい」って言ってくれているのが印象的で、 MCですこし反映させてお話していました。 自分が保育園、幼稚園に通っていたとき、 なにを感じ、思っていたのか。 私は、いつも自然や身の回りにあるものから学んで、 ふとした瞬間に美しさに出会ったり見つけるように過ごしていた気がします。 夜空の星々に、目に見えるものが全てではないことを学んだり、 日々の器たちに、なにかを受け入れるということを学んだり、 光と影の間がぼんやりとしているのをなぞりながら、ものごとが交わり合っていることを学んだり… 揺れるカーテン、マーブルになる絵の具、風に舞う花びら 透明な器の水に浮かべた野花、藤の椅子の編み目、木漏れ日、 木や草、花の香り、高原の空気、季節によって変わる色たち… 美しいものに出会うとその風景や光景に見入ったり、 一瞬でも脳裏にスンっと焼き付けられたりして、 頭の中にあるきれいの宝箱はいつも満杯になってました。 あとおばけとか妖精とか天女とか、目に見えないものが大好きだった。 いつも逆さまで、(リビングの椅子も車の中でもいつも逆さま、足のところに頭なのが小学生まで続いた…笑) 保育園でも幼稚園でも逆さまに絵を描いていて(向かい合ってる人が居たら、相手向きに書くかんじで。) なので、どうして空が上にあって、海が下にあることをみんな当たり前と思っているのか なんで葉っぱが緑だって、信じているのか…すべてのことが不思議だった。 そういう観点を視点を感覚を、親にも誰にも傷つけられないように、守らなくちゃって思っていた。 今にも消えそうな、やぶれそうなのを、そっと携えて歩いて来た気がする。 そうやってあのときの感覚を大切にしてて今芸術に関わりながら生きることが出来ていると思うし、 作品をつくることのきっかけや根源になっているんだと思う。 さてさて、今回はなにをやったかというと 意識と無意識 狭と広 現実と想像(夢) 社会と架空 絶対と相対 固定と柔軟 影と光 規則と自由 濁と清 破壊と創造 多勢と孤独 騒がしさと静けさ… まだまだあるけど、そんな両極のものたち。 一曲目(I'm sure Mama)○と●の ○前者のイメージ(または前者にひっぱられてるイメージ) 二曲目(月の光)は●後者のイメージ で動き踊りました。 最近こどもたちと触れ合っていて、よく思うことがあります。 彼らは影というか闇(母の胎内)の中から、光の世界にきた大きな旅をしたばかりだから、 光には影があること、生には死があることを 実は大人よりも実感を伴って知っているんだということ。 だから黒がこわいなんてことも思っていない。(なので一曲目の衣装は黒にした) だからものごとがはっきりとした線ではなく繋がっていることとか、 そんなことあたりまえに分かってる。 だからこそ感じる△や灰色の意味や魅力。○や×ではない△、黒や白ではない灰色。 両極をおどることで、MCをしているとき(時におどりの最中のからだも) △であり灰色だったんだと思います。 映像も作りました○ 白から黒へ、黒から白へ。木炭でまっくろにした紙にけしごむで絵を描いたり。 (一人画用紙に向かってミニマムな撮影編集、地味だし撮影後の机の上、墨と消しゴムの粉で悲劇だった!笑) しかし現場リハが出来なくて、いつも以上にどきどきしました…。 1曲目の反省しながら帰宅し一人反省会の結果、意識の半分を場所と空間と仲良くなる為に費やしてしまったことも要因と。おかげで二曲目は落ち着いてできたんだけど。。 (リハは場所へのこんにちはでもあるし、空間を身体で認識する作業で、 バンドにとってのPA、音響調整と一緒だから必ず必要なのです) でもあの曲でまたリベンジどこかでしよう。やりたいことがどんどん出てくる曲だった。 すごいな、テクノ。こどもたちもノリノリ。 こどもWSで振付したりしても良さそう。○ エンディングで自然発生的に、こどもたちと遊べて踊れた時間も、幸せだったな おどりってそういうもの おなじ空気を波をつくりだして、ことばなしに伝わり、 高揚して、そんな共有した時間をもつとぐっと近くなる もうあの子達とはともだちなのです ああ、 1曲目でおとなのひとたちとも踊りたかったし踊らせたかったなあ (リベンジ、リベンジ。) 月の光は人生の中で宝物のような曲。 年長さんのときにおゆうぎかいで初めて人前でちゃんと演じたかぐや姫。 それからかぐや姫の気持ちが知りたくて毎日月を探すようになった。 どんどん小さな身体と月が近くなっていった。大人になった今でも深呼吸をし月光浴をする。 いつも頭の中で流れる月の光。 あのとき、かぐや姫に導いてくれた梶原先生。かすみ先生。げんきかな。 今はもう何歳だろう。丁寧に向かい合ってくれる新任の先生で、大好きだった。 しぜんの国の先生方も今日まできっと大変だっただろうに、しかも日曜日までがんばってくださって、、。愛だなあと思います…。 みなさまにありがとうです:-)☆ これからのsmall villageを、どうぞよろしくおねがいします○ #
by utoriroururito
| 2014-04-28 00:41
| たま日記
ヘルシンキの街角、emuのレコード店で買った自分へのお土産はLAU NAUのCD。
アートワークや世界観に、近しいものを感じて繰り返し繰り返し聞いてる。 友人のお土産にかったのはislajaと、 PAN SONICの片割れのユニットのコアすぎる3rdアルバム。 ヘルシンキ大聖堂でバッハの第9を聞きながら絵を描いた。 ペールギュントでいい振付けを見ながらヘルシンキフィルを聞いて、 トラムに揺られて行ったレストランで聞いた若いバンド、Katu Kaikuのウッドベースの素敵な彼の音に夢中になり、おちゃめなおしゃれしたドラム、クールなサックスの彼女に酔った。 デンマークではチボリ公園でFormseier Hockingsのギターとヴァイオリンの優しげなフォークのセッションを聞きながらリズムにのるおばあちゃん三人組の姿があったかかった。efterklangのライブを聞いてみたかったな。 音にめぐり会えるのも縁。 そうやって音楽にいつでも恋をして、どこかで出会える偶然を幸せに思う。 http://www.youtube.com/watch?v=NXDKO9v8hSc&list=FLpp26Gv-yqJK7jPW7o9B08w&feature=share&index=3 この動画、まるで『冬灯り』みたい。 #
by utoriroururito
| 2014-04-22 00:01
| たま日記
【4月の活動のお知らせ】
いつからか関わることが多くなり自分の人生のひとつの要になっている ”こどもたち”という存在。 今年度からしぜんの国保育園の新園舎内シェアオフィスに拠点を設け、 芸術士としてこどもたちに関わりながら制作をしていくことになりました。 その新拠点のしぜんの国保育園新園舎でオープニングパーティーが開かれます。 私も、ライブでパフォーマンスします。(たぶん踊りにすると思います。) リリースパーティーでもあっと言う間に100人の定員を越えてしまったため、ご興味のあるかたはお早めにご予約ください。 テニスコーツさん、コインさんのライブ、 シェアオフィスメンバーでテキスタイルデザイナーの有田さん、園長のこうりょう先生や園舎をたてた仲佐さんのお話も聞けます^^ ぜひ、素晴らしい取り組みをしている保育園のあたらしい空気を体験しにいらしてください♪ http://toukoukai.org/wordpress/sizen/2014/04/05/openingparty/ 美術としての作品やプロジェクトの制作が続いていますが、 春以降も東京内外で作品の制作があります。 またお知らせしますのでぜひみにいらしてください♪ その前に、明日9〜19まで北欧に旅立ちます。 ざわつきからすこし離れた場所に身を置いて深呼吸してきます。○ 東山佳永 #
by utoriroururito
| 2014-04-09 01:45
| 活動の予定
桜も風に舞い、ぽかぽか気持ちの良い一日。
先週末、今年も、吉原芸術大サービスが無事終わりました。 いらしていただきました皆様ありがとうございました…* 今年私は、吉原大門の麓のビルの屋上を選ばせていただきました。 作品のタイトルは「屋上遊園」 都会の中の余白。建物の中の余白、遊び、屋上。 屋上に居続けてずっと遊んでいた相手は、風。 春一番という芸術祭のテーマにぴったりの場所。 吉原に捧ぐ作品になりました。 ”屋上遊園”では一日中、10分間サービスをし続けました。 結果、私はあの場所から動けず、 吉原から出られなかった遊女たちの心境体験をすることになりました。 自分の作品で、自分を軟禁していた。それは吉原に生きる遊女の体験そのものでした。 お客様と遊んでいる時は、本当にその方との関係、性格、空気次第。 ぞれぞれの方とのオリジナルの時間。 この作品はインスタレーションであり、パフォーマンスであり、 なによりも、あいちのときのようにコミュニケーションアートであったと思う。 小さなこどものころの駒で、小さな吉原の街のスゴロクを散歩して、 この街にある出来事に出会って、なにかを見つけては遊ぶ。 私は保育園でこけしというあだ名だったので、こけしになって 小さな吉原の街でいろんな方といろんな子と遊びました。○ タイトルからもご察しいただけるように、デパートの屋上の遊園地にもヒントを得ています。 リサーチで蒲田のデパートの屋上遊園地の最後の日にも足を運びました。 ちょうど東京も屋上遊園地が3月でつぎつぎと閉園されていた。 なつかしい場所がなくなっていく。 昔ながらの空気の残る吉原で、屋上遊園を作れて本当に良かった。 昨年の<線の上で踊る>というテーマで花園公園で作った「Play」から、 ”遊び”というモチーフを続けて考え、 今年の<春一番>というテーマで屋上で「屋上遊園」へ。 きっと来年も参加するのであれば、またこのモチーフを違う側面から捉えて作るのでしょう。 昨年公園でたまたまいて、作品中に自然と混ざって踊ってくれた、 あのこどもたちにも再会して、お手紙をもらいました。 そして屋上遊園にもあそびにきてくれて。 搬出の日には1時半に待ち合わせをして、 3時間くらい街を紹介してもらったり、いろんな場所でいろんな遊びをみつけて、 まさにあのスゴロクの行為の実写版のような時間を過ごしました。 たっぷりと吉原で遊んで、また必ず遊ぼう、と約束しました。 あの子達にとっての日常の公園に私が介入したことで、芸術が日常へ反映されていく。 吉原という土地の力を毎年終わる度に強く感じます。それが作家にとっての何よりの報酬。 それに、自分のこの作品とても好きです。生み出せてよかった。 無事生まれてくれたのは、ビルを貸して下さった小倉さん、 ボランティアの、スタッフの、地域の、みなみなさんが、尽力してくださったから。 感謝してもしつくせないです。 作品の内容や芸術祭のこと、書きたいことは色々あるけれど、 ひとまず。。言いたいことは一つ。 本当にありがとうございました!! また遊びましょう。○ #
by utoriroururito
| 2014-04-08 22:51
| 作品アルバム
|
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